【金沢】腰の重さ・体の硬さでお悩みの男性へ、ピラティスでできること

「ピラティスって、女性がやるものではないですか」——金沢でスタジオを探されている男性の方から、体験の前によくいただく質問です。実際のところ、デスクワークで固まった腰、ゴルフや野球で片側だけに偏った体の使い方、ジムでの筋トレが思うように伸び悩んでいる状態。こうした男性ならではの悩みに、ピラティスは相性のよい方法です。この記事では、実際にいただくことの多い疑問に、理学療法士としてお答えする形で進めていきます。

そもそも、ピラティスは男性に向いているのですか

向いています。というより、ピラティスはもともと男性が考案し、第一次世界大戦下で負傷兵のリハビリのために体系化された歴史を持つメソッドです。「女性のためのエクササイズ」というイメージは、日本での広まり方によって後からついたものと考えたほうが実態に近いでしょう。

男性の体は一般に筋量が多く、関節の可動域が狭くなりやすい傾向があります。硬さを力でカバーして動いてしまうため、腰や肩の一部に負担が集中しやすい。ピラティスは「まず動きの土台を整え、その上で力を出す」という順番をとるので、この積み重なった負担をほどいていく方向に働きます。

体がとても硬いのですが、ついていけますか

心配はいりません。前屈で床に手が届かない、あぐらをかくと膝が浮く。そういった状態で始められる男性が大半です。

ここで押さえておきたいのは、体の硬さの原因が筋肉そのものだけとは限らない、という点です。関節が本来の位置からずれていたり、体幹が働かないぶんを腿の裏や腰まわりが肩代わりして力み続けていたり。そうした場合、いくらストレッチで伸ばしても、体は「守るため」にまた硬さを戻してしまいます。

ピラティスでは、伸ばす前に「支える」を整えます。体幹が仕事をし始めると、力んで踏ん張る必要がなくなり、結果として動かせる範囲が広がっていく。硬さへのアプローチとして、遠回りに見えて理にかなった道筋です。※効果の実感には個人差があります。

ジムで筋トレをしています。それでも必要でしょうか

筋トレをされている方こそ、組み合わせる意味があります。

  • 筋トレ:筋肉を大きくする、出せる力を増やす
  • ピラティス:その力を、正しい位置・正しい順番で使えるようにする

たとえばベンチプレスで肩に違和感が出る、スクワットで腰が反ってしまう。多くは筋力不足ではなく、肩甲骨や骨盤の位置が定まらないまま高い負荷をかけていることが原因です。土台が揺れた状態で重さを足していけば、負担はどこか弱いところに集まります。

体幹と関節の位置が整うと、同じ重量でも狙った筋肉に力が乗る感覚が変わってきます。トレーニングの質を底上げする役割、と捉えていただくと分かりやすいかもしれません。

リフォーマー・タワー・チェア・バレルなど高性能ピラティスマシンを完備したエミライズのスタジオ内観

デスクワークの腰の重さ・肩の張りには、どう働きますか

一日の大半を座って過ごす方の体には、共通した特徴があります。

座り続けた体に起きていること

  • 股関節の前側が縮こまり、骨盤が後ろに倒れたまま固定される
  • 背中が丸まり、頭が前に出て、首と肩の後ろが常に引っぱられる
  • お腹とお尻の筋肉が使われず、腰の筋肉だけが体を支え続ける

この状態で夕方に腰が重くなるのは、腰の筋肉が長時間ひとりで働き続けた結果とも言えます。マッサージで一時的にゆるんでも、体の使い方が同じであれば、数日で元に戻ってしまう。

ピラティスでは、休んでいるお腹やお尻に仕事を戻し、腰の負担を分散させていきます。姿勢の詳しい仕組みについては金沢で猫背・姿勢改善ならピラティス|理学療法士が原因と改善法を解説でも取り上げていますので、あわせてご覧ください。なお、痛みやしびれが強い場合は、運動を始める前に整形外科などの医療機関にご相談ください。

金沢エリアでマシンピラティスを始めるなら

エミライズは金沢で完全マンツーマンのマシンピラティスを提供しているスタジオです。リフォーマーをはじめとするマシンを使い、お一人おひとりの体の状態に合わせてレッスンを組み立てます。マシンの仕組みそのものについてはマシンピラティスとは?効果・メリットと向いている人を理学療法士が解説で解説しています。

男性の方には「グループレッスンに入りづらい」という声もありますが、マンツーマンであれば周囲を気にせず、ご自身の体だけに集中していただけます。運動歴やお仕事の環境を伺ったうえで組み立てますので、まったく運動をしてこなかった方も、トレーニング歴の長い方も、それぞれの入り口からお始めいただけます。

よくある質問

どのくらいの頻度で通うとよいですか

週1回のペースで続けられる方が多く、体の使い方が変わってきたと感じ始める目安として10回前後という声をよくいただきます。まずは日常の中に無理なく組み込める頻度から始め、生活の変化に合わせて調整していくのが続けやすい進め方です。※効果の実感には個人差があります。

服装や持ち物は何を用意すればよいですか

動きやすい服装であれば問題ありません。体のラインが確認しやすいほうが動きを見て取りやすいため、極端にゆったりしたものは避けていただくとスムーズです。ピラティスは基本的に裸足で行うため、シューズは必要ありません。


監修者:林 大地
エミライズ代表。理学療法士・鍼灸師の国家資格を保有し、医学的な根拠に基づいた指導を行う。PHI Pilates Japan公認の、北陸唯一のマスタートレーナーとして全レッスンの監修とスタッフ指導を担当。